その瞬間、世界が音を忘れる。 刹那の沈黙ののちに、世界はまた誰かの音に満ちてしまうけど、その一瞬を狙って僕は遠くの君に言葉を飛ばす。 空に溶けた白い息は、いつかきっと雲になる。遠く遠くへ流れていって、もしも君の目に映るなら。この空でさえも僕…
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