バンコク見聞録~その2~

交通事情編

 主な交通手段は、大体三つです。バス・電車・タクシー(トゥクトゥク)。いずれも、特に時刻表とかがあるわけじゃなくて、道路を走っているのを捕まえる感じです。バスに時刻表がないのは、日本人にとっては意外かもしれない。僕は、結構合理的なシステムなんじゃないかなと思いました。(少なくとも都会においては)

 バスはそれぞれ番号が割り振られてるので、自分の目的地に何番のバスが行くのかを事前に調べておく必要があります。そして、その番号のバスが通るバス停で待ってる感じです。バスの番号と行先の対応表は、『地球の歩き方』とかに載ってます。最悪の場合は、行先の方向を地図で確認して、そっち方面に行くバスに乗る方法もあるけど、よっぽど地図感覚にたけてる人じゃないとおすすめはしないです。

 バスの値段は、走行距離や冷房の有無で決定します。確か、冷房車と非冷房車の見分け方があったはず。車体の色だった気がします。お金の支払い方としては、バスの中にいる運賃回収係のおばちゃんに行先を告げてその場で払う形です。紙幣で渡すと、微妙な顔されることもあったので、なるべく小銭を持っておくとよいかもしれないです。あと、どうしてもバスの行き先がわからないときは、このおばちゃんに聞いてみると答えてくれます。

 電車に関しては、長距離の移動用です。バスで最寄りの駅まで行って、そこから乗る感じにしてました。券売機が新札の紙幣しか受け付けてないんで、新札or大きめの小銭を持っておくとよいです。どうしてもなかったら、窓口に行けば両替してくれます。 

 トゥクトゥクは、僕はあまり勧めません。というのも、値段の相場がきっちり決まっているわけじゃないし、わりかし吹っ掛けてくる可能性もあるからです。英語で値段交渉ができるって人がいたら、利用するのもありかもしれないですが。タクシーに関しては、一つ気を付けなければならないのが、時間制であるという点です(日本は距離制)。バンコク名物交通渋滞に捕まったら多分結構地獄だと思います。ただし、トゥクトゥクとタクシーに関しては、ほぼどこでも(バスが通る道路でなくとも)捕まえられるのでその点は便利です。 

 

 追記ですが、バンコクは交通渋滞が本当にひどいです。この点非常に注意です。