真っ黒なバイトの話
この前に体験したバイトの話。
ⅰ)応募段階「不用品搬出?オフィスの移転とかかな?」
この時点で勤務地を確認しなかったのは若干まずかった。というか、地図で確認したら何もないところではあったんだけど、どうせ農家の機材搬出とかかなとか思ってたのがまずかった。
ⅰ)送迎時の話
運転手「ラバー軍手(※軍手の表面がゴムでコーティングされてるやつ)をさ、ゴム手袋と勘違いして持ってくる人いたんだよね。」
僕「あー、字面だけと間違えますよねあれ。」
運「まあ、そのまま仕事してもらったけど。」
あげなかったんだ...ゴム手袋で搬出作業?手がいかれます、無理です。
ⅰ)現場着
あー、はい。これはいわゆる廃墟というやつですね。明らかに人住んでないよね。というか、雰囲気からしてしばらく無人だったよねこれ。そうきたかあ...
ⅰ)極めつけ
「午後休憩の後は、冷蔵庫の掃除してくれ。」
...ウェイタミニ...まさかそれ中身入ってるんですか?この家もう電気止まってましたよね…いったい何か月...
冷蔵庫を開けた瞬間、おぞましい臭気と共におびただしい量のウジ虫が(以下略)一回本気で戻しそうになったけど、戻さなかった僕は偉い。
人生中で、「『あの体験』よりマシ」と語るときの、「あの体験」が今回の件をもって更新されました。
ⅰ)締め
どんな会社だろうと思ってグーグル先生に聞いてみたら、同名の会社は出てきませんでした。お後がよろしいようで。
おまけ(雑感)
・給料はちゃんと出ました。
・同じく派遣で来ていて、僕にマスクをくれた兄さんは命の恩人です。
・身の回りには思った以上に不用品があるんだなと思いました。断捨離しよう。